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町長の部屋

若宮 佳一 町長

五戸町長 若宮 佳一

 

 令和4年度に向けて


 五戸町が大好きな若宮です。55歳3か月になりました。

 

 コロナ禍での生活も3年目に突入しております。3回目のワクチン接種をできるだけ速やかに安全に町民皆様にお届けし、町中ににぎわいを取り戻せるように誠心誠意努めてまいります。

 さて、令和4年度にあたり年度当初の基本的な考え方、方針を紹介させていただきます。
 新たな時代を生きる子どもたちや若者たちを育み、コロナ禍での町民皆様の大切な暮らしと健康を守り、にぎわいを取り戻す一年にしたいと思います。
 地域の皆様が地域の中のにぎわいに参加していただくためにも、健康教育や健康診断受診率向上に努めます。また、地域医療の拠点である五戸総合病院の持続的な経営のために経営改善委員会を立ち上げます。
 令和3年度における「ふるさと納税」の寄附金額が1億6千500万円を超えることができました。引き続き五戸町ファンを増やし、寄附金額アップにつなげるべく、ふるさと納税事業の体制強化や返礼品の開発にさらに力を入れます。日本全国の人とのつながりを感じる一年にしたいと思います。五戸まつりを始めとする全てのイベントが過去2年間中止や短縮を余儀なくされてきました。今年は、行事やイベントが安全に行われることを前提に、積極的に支援をしてまいります。各行事の実行委員会の皆様も簡単に諦めることなく前向きに検討していただきたいと思います。
 高校生まで医療費無償化など子育て支援は継続します。南部バス、八戸市営バスがICカード、ハチカで利用できるようになりました。高校生を対象に広域通学定期券購入補助金制度を創設します。高校生保護者の負担軽減に努めてまいります。地域総合型スポーツクラブを充実させ、スポーツの町「五戸」の発展と五戸魂を育むスポーツ教育に力を注ぎます。引き続き義務教育環境や地域教育、スポーツ教育の充実に努めます。

 五戸町出身の佐々木琢磨選手が昨年ポーランドで行われた世界デフ陸上競技選手権において銀メダルを獲得いたしました。手話による町づくりに取り組み、メダリストを応援してまいります。手話言語普及に向け努力してまいります。
 ひばり野地区に11区画の若者定住向けの住宅団地販売を行っています。既に7区画が申込済みとなりました。新たに第3期住宅団地計画に向けて調査に入ります。ひばり野公園の屋外トイレや遊具広場の改修を行います。歴史みらいパークの公園機能の強化や中心市街地活性化の課題解決に向け令和4年度中に「立地適正化計画」を策定します。木村秀政ホールの改修に向け実施設計に入ります。県道20号八戸三沢線沿いに産直施設の建設に向け令和4年度は運営組織の選定や、施設規模などを検討し、国の事業認可を受けるため五戸町活性化計画を策定したいと考えます。
 令和2年12月より閉館しておりました倉石温泉ですが、公募により契約交渉事業者が選定されました。町民皆様の健康増進のため、また倉石地区の活性化のために、令和4年度中のオープンを目指します。

 京都府与謝野町に保存されている旧南部鉄道で活躍したディーゼル機関車DC351の里帰りプロジェクトを成功させるため、全国へ向けクラウドファンディングや寄附金の募集を行っています。日本全国の人とのつながりを感じる一年にしたいと思いますし、日本全国に五戸町を大いにPRできる年になると考えています。

 結びに繰り返しになりますが、コロナ禍での地域住民皆様の安心な暮らしと健康を守り、地域の経済やにぎわいを取り戻すことに全力を尽くしてまいります。

 

 五戸町長 若宮 佳一


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