第2回 五戸町・倉石村合併協議会会議録


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議   長

 ただ先ほども申し上げましたとおり、今の時点で決まっているとか、そういう問題ではございません。あくまでも構想という分野に入る考え方であります。ただしこれもあくまで、五戸町長としてお話ししていることでありまして、協議会の会長としてこういったお話しをしたことはございません。その辺は誤解なさらないようにしていただきたいと思います。
 それから第2点でありますけれども、五戸町・倉石村合併協議会は2町村で設立したわけでございますけれども、それについて住民に対する、五戸町民に対する説明が充分であったのかどうかということでありますけれども、確かに2町村ということに対する説明は設立する以前としてはほとんどされておりません。
 しかしながら3町村についての説明は私が言うまでもなく、あらゆる手段を使って町民には説明したつもりでございます。その中で先ほども新町の将来構想の説明もございましたけれども、これは3町村の時に作業したものに修正を加えたということになります。ほとんど修正箇所がないわけです。
 つまりどういうことかといいますと、3町村が2町村になってもほとんど将来ビジョンが変わることがないということです。それだけ3町村というのは歴史的、文化的に見ても、人の交流から見ても違和感のない土地柄だということを物語っていると私は思います。ですから3町村が2町村になったから、まちづくりががらりと変わるんだということではないということです。
 それともう一つは、五戸町は独自でアンケート調査をやりました。それも確かに3町村でのビジョンを説明してのアンケートでありましたけれども、あのアンケートは一応枠組みも問う形になっております。その中で色々な見方があるかとは思いますけれども、私は大きい合併、小さい合併という見方をしております。
 あの結果は五戸町の人達は御存じかと思いますけれども、3町村の合併、そして将来的には八戸も含めた合併もあるけれども、とりあえずは3町村でいくべきではないかという考え方が過半数を占めておりました。大きな合併、あるいはその他を含めた合併につきましては、確か十四、五%しかなかったはずです。
 よって私は、五戸町民は、とりあえずは小さい合併を望んだものと理解した上で、この五戸町・倉石村合併協議会、2町村の合併協議会に参加したものであります。以上、少し長くなりましたが説明させていただきました。


原 委 員

 大変詳しくご説明いただいたので、私も理解しますし、ただ歩いてみると地域の中にはいささか違う意見を持っている方もあるなというふうに感じましたので、2町村の今の計画そのものを進めるとしても、やはり住民に対する説明をきちんとして、努めて理解を得るような手立てを講じた進め方をすべきだということを申し上げておきます。


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