第5回 五戸町・倉石村合併協議会会議録


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事務局次長

 お答えいたします。まず、前段のほうなのですが、通常合併のこういう協定項目を検討する際は、サービスは高く負担は低くと、そういうことで調整していくことによって、住民にとっては合併するメリットが見えてくるというふうな形になってきます。基本的にそういう考え方を捨てているわけではないのですけれども、ただ今の報奨金のような場合は、どちらが適正な負担なのかというふうな観点から、やはり他の事例等を見た場合に五戸のほうが若干今までの部分が高いのではないか、やはり倉石に合わせてという部分での、一部そういう町民に負担をしいる部分というのは必ずどこかかしこにでてくることになってきます。
 そういった部分につきましても、これでは住民の負担が大きいからというふうな意見等がありましたら、この協議会のほうでだしていただきながら協議をしていくというようなことで、たまたま今は負担増の部分もありますが、全般をとおしてかなりの部分で負担減になる部分も、あるいはサービスが増になる部分も、基本的な考え方の中ではそういう方向で進めていますので、そういう形で全体の調整方針を御検討いただければと思います。
 ただ、住民に対してこういうことをするんだよという打ち出し方は、個別にばらばらに見ても中々分かりずらいので、特に抽出するようなところは建設計画のほうとかで、新町になると例えばこういうふうなメリットがある、こういうふうなデメリットがあるというようなとことは、抽出した上でもっていかないと中々分かりずらいだろうなというふうに思っていますので、それを全体で見ていただいて、これだと中々いい合併だぞというふうに思っていただけるかどうかということで、御判断いただければなというふうに思っております。
 それから、八戸との比較はそのような意図があるわけではございません。近隣の市町村との比較というくらいで御覧いただければということで、別に八戸がこうだから八戸に合わせて高くするよということではなくて、五戸、倉石だけで見ると全体が良く見えませんので、近隣と比較してどうなのかという判断をした上で考えていただきたいということだけで、特に他意はございませんので、そのように深読みをなさらないようにお願いできればと思います。


議   長

 はい、金澤委員。


金 澤 委 員

 税率を比較するということで、確かに近隣と比較するというのも一つの方法ですよね。それからもう一つは、やはり同様の規模の市町村との比較というほうが、より分かりやすいのかなという気がしますので、そのへんでやったほうがいいのかなという気がいたします。
 それから、先ほどいった細かい話なのですけれども、前納奨励金に関しては何も全て五戸に合わせなさいということではなく、これは調整せざるをえない。ただここの中では3年で廃止しますということになっているわけですよね。0.2くらいで前納してもらえるのだったら、前納してもらったほうが町としては金繰りが良くなるのではないかなという気がするのですが。そういう意思というのがあるのではないかなということで、計算してみないと分かりませんけれども。


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