第5回 五戸町・倉石村合併協議会会議録


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中村教育部会長

 就学奨励補助でございます。色々細かな部分が81ページから82ページにわたって書いてございますけれども、全てこれらは国からの事業の踏襲でございまして、現行どおり新町に引継ぐということでございます。
 83ページにまいります。D育英事業でございます。具体的に申しますと奨学資金であります。五戸町、倉石村とも実施しておりますけれども、若干内容が異なっております。したがいまして、利用する方に有利なようにということから、両者のいい面といったらちょっと語弊があるかもしれませんけれども、例えば高等学校は五戸町の2万円を上限としてとりました。それから大学につきましては、倉石は甲地方、乙地方ということで、政令指定都市とそうでない地域と分けた形で金額を設定しているわけでございますけれども、これを一律に大学等については6万円以内とし、以内という言葉が付きますのでどうかよろしくお願いしたいと思います。
 それから次のEの教育相談事業でございますが、これには心の教室相談員と教育相談員がございます。それぞれ実施しているわけですけれども、当面現行のとおり新町に引継ぐということでございます。F情報教育の推進ということで、小学校と中学校とございますが、パソコンのことでございます。これにつきましては、平成15年度中に全ての小、中学校でパソコン1人1台という形で整備できますので、これは統一されることになります。
 G通学援助事業でございます。初めにスクールバスでございますが、五戸では五戸中学校、南小学校を対象に、南部バスに運行を委託してございます。倉石では倉石の中学校の生徒を対象に、南部バスに運行を委託してございますが、北部地区については給食センターとのからみもあるわけですけれども、村忠さんに運転業務を委託して行っております。当面現行のとおり新町に引継ぎたいと考えております。それと五戸の南小学校援助費、あるいは遠距離通学生徒補助金、これは自転車通学のお子さんがあるようでございますが、これらにつきましても当面現行のとおり新町に引継ぐこととしてございます。
 84ページは学校給食でございます。学校教育としての給食の意味合いもございますので、ここに取り上げさせていただいておりますけれども、五戸町に1センター、倉石村にも1センターございまして、それぞれ全校完全給食が実施されております。調理施設、職員の配置、給食費、献立作成となってございますが、少し違うのが給食費でございます。給食費で小学校は五戸町が5円高くなっております。あとは同じでございますが、合併時には五戸町の金額で統一するということにしてございます。と申しますのも、倉石のほうも5円安いわけなのですけれどもこちらをとらなかったというのは、やはり給食事情、食材等の関係でどうしても子供さんたちから喜んでもらえる給食を作るためには、倉石の場合は1食5円上げざるをえないという状況でございますので、五戸町の金額で統一するという調整方針をとりました。
 なお、徴収方法につきましては、五戸町では学校の校長先生方にお願いして、それぞれお子さん方が学校に持ってきたものを、さらに給食センターが集めるという方式だそうでございますが、倉石ではそれぞれ親御さんの口座から引落しという制度をとってございまして、そのほうが間違いがないのではないかということで、倉石方式を採用することとしてございます。
 さらに付け加えますが、老朽化の著しい現五戸町給食センターは廃止し、あるいは休みます。そして新町の規模に相当する新給食センターの建設を、早急に検討する必要があるという説明がなされてございます。なお、当然センターの統合により、献立は一緒のものが全部の児童生徒に行き渡るということでございます。以上でございます。


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