私たちは、患者様の在宅・社会復帰等に向けひとりひとりの状態に応じ適切な医療(リハビリテーション)の提供を目指しております。
脳血管疾患や整形外科疾患はもとより内科系・外科系の疾患にいたるまで病気や障害によって生じた機能低下の改善や廃用症候群の予防にいたるまで幅広く対応できるよう日々努力いたしております。
医学の進歩にともなう疾病構造の変化や、高齢社会の到来は障害をもつ人々をできるだけ速やかに自立させることを目的とし、身体を動かすことを通して身体機能だけでなく、認知機能の改善までも図り 日常生活を円滑に改善する役割を担っています。
運動や電気・温熱・牽引療法といった物理療法等を用い、病気や怪我で体が不自由になった方や、療養中に機能低下の生じるおそれのある方を対象として、機能の治療回復を行います。
急性期の患者様では早期離床による廃用症候群の予防を行い、本来もっている身体機能を十分活用できるよう支援します。
退院後の生活状態を患者様や御家族様と共に考え、目標とする状態に近づけるよう努力し、安心して暮らせる生活状況の構築を目指します。
病気や怪我などにより身体や精神に障害のある方に対して可能な限りの機能回復を目指し、排泄動作や食事動作などの身の回り動作を獲得できるように作業活動を通して治療、支援を行います。
患者様1人1人の生活スタイル、症状を把握し、ご家族様と患者様が退院後のよりよい生活を安心して過ごせるよう病室での生活場面にも介入し、自立を促します。
患者様が退院後も社会に参加できるように支援し、日々努力します。
当院では平成27年1月より地域包括ケア病床(23床)が開設されました。
当病床には専従のリハビリテーション技師や在宅復帰支援担当者等の配置がされており、在宅への退院を目指し連絡調整やリハビリテーションを手厚く行う体制がとられています。
入院管理料には60日間という期限があるため、リハビリテーション上も集中的な介入による高いアウトカムが要求されています。
疾患別では脳血管障害が26%と最も多く、骨折と合わせると半数近くを占めています。
当院では脳神経外科・整形外科の常勤医師が勤務しているため、急性期から最終的な生活環境に向けた一貫したリハビリテーションの支援が可能です。
また、高齢化率の高い地域性もあり、原疾患は様々ですが、入院療養中に体力が衰えた患者様に対し、 リハビリテーションを行うことも多くなっております。
理学療法士 | 7名 |
---|---|
作業療法士 | 2名 |
言語聴覚士 | 1名 |
助手 | 1名 |
月~金曜日 | 8時15分~17時 |
---|---|
休日 | 土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日) |
休暇制度 | 夏季休暇(4日間)、有給・出産・育児・介護・災害支援・病気など |