6-26
|
|
議 長 |
有難うございます。
では、最後になりましたが重徳委員の方から情報提供などございましたらお願いいたします。 |
重徳委員 |
地方分権本番になってきまして、国もお金がないんですが、けれども地方に財源をよこせというような話しがようやく政府でも話しの俎上に具体的にあがってきました。それで先ほど金澤委員がおっしゃってましたが、負担に関してもバランスが必要だということです。受益と負担というものをきちんと意識していないと、温泉はもちろん安く入れたほうがいいですが、先ほど細川村長が話されたように、税金は別なところで負担するとか、そういう感覚がなければなりません。役所側はそれについて払った税金をどう使っているかということを全部情報公開しないと、何の為にお金を払っているのか分からないということになってしまうので、それをトータル的に見てみんなが納得できるような新しい体制をつくっていかなければならないと考えております。
例えば市町村振興課の方で関係していることで、自治体病院の再編制という話しがあるわけです。これは八戸エリアよりも例えば西北五とかこれから上十三だとか下北だとかでやっていくことになると思いますが、なんと言ってもお医者さんが足りません。その少ないお医者さんを中核病院にだけとにかく集中させて、まわりのところは本当は病院が欲しいけれども診療所に格下げせざるをえないとか、ベットはもっていたら病院がまわらないからもういらないとか、今の一市町村を超えたテーマも非常に多くなっております。確かに住民生活そのものが良くなるのもそうですが、与えられる条件が非常に厳しくなってきているということを広い目で見て、日本全体がどういう位置付けになっているかということを考えて、公共事業だとかいっているうちに格下げをされ続けている現状とか、特に生活者というよりは役所側の課題だと思いますが、そういったところにも是非目を向けて取り組んでいっていただければと思います。 |
柏田委員 |
最後に一つ申し上げます。今後の議論の参考までにという意味でお話ししますが、金澤委員、そして重徳委員に申し上げたいのですが、先ほど温泉の話しがでておりましたが、入浴料が安くて住民が利用しやすいのは良いことで、それは誰もが望むことですが、一方で安くするために財政負担が多くなって、それが税金に跳ね返ってくるということであれば、これはやはり色々な考え方をしていかなければならないと思います。倉石村の場合では入浴料が250円で、充分採算があって財政負担もないし、住民も納得している金額なのです。そういった現実問題を踏まえてこの問題を今後考えていきたいということを申し上げて終わりたいと思います。 |
金澤委員 |
温泉のことだけを言っているわけではありません。たまたま温泉の話しがでたので温泉のことになっておりますが。 |
柏田委員 |
先ほど鳥谷部委員がお話しした中にでてきたので、鳥谷部委員はおそらく例え話で温泉の話しをしたのだと思いますが、夢のあることを示すことが大事だということを言っているのだと思います。 |
|