五戸町・倉石村合併協定調印式


ページ 調印式-04


五戸町長
 三浦正名

 今後は、両町村の持っている個性と特性を生かした地域の活性化や、住民生活に不便をきたさない支所機能の充実、きめ細やかな福祉の充実などまちづくり計画の具現化に、心を新たにして取り組まなければなりません。 
この調印で合併協議結果が確認されたことから、両町村議会の議決をいただくために、この調印式後に臨時議会を開催し、合併関連議案の議決をいただく予定としております。この議会の議決をいただいた上で青森県知事への申請、総務大臣の告示をいただき、はじめて新五戸町が本年7月1日に発足するわけであります。
 これから両町村の住民の皆様には、新しい町の誕生と新しいまちづくりのために尚一層の御理解と御協力をお願いするものでございます。
 結びに当たりまして、本日御臨席いただきました蝦名副知事様を始め、御来賓の皆様には今後とも御健勝で御活躍されますことを心から念願し、併せて一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。


事 務 局 長

 次に倉石村長久保晴一が行います。


倉石村長
 久保晴一

 それでは、ご挨拶申し上げたいと思います。長い間協議を重ねて参りました。今日ここに五戸町・倉石村との合併協議がなされて、そして調印式を迎えたという事で本当に考え深いものがあります。本来であれば、もっとにこやかな形で握手を交わせばよかったな、とこういう気もしていますが、それは課せられた責任の重さ、そしてこれから果たして行かなければならないその重さが、あういう硬くしまった顔になったな、とこういう事でご理解をして頂きたいと思います。
 倉石村にとって明治22年、115年ぶりの正に一代改革であります。しかしその事は、時代の流れとして受け止めながらも、この7月1日はゴールではなくて、ゴールと同時に又、スタートとして新しい自治を求めて、そしてこの地域発展のためにすばらしい地域を創る事、これが一番の使命だと思っております。
 昨年、象徴的な私には、忘れられない一コマがありました。ご紹介します。県民駅伝大会が開催されました。その時応援に行きました。そして陸上競技場で選手のゴールするのを待っていました。走り終えた中学生が私のそばへ来ました。その時発した言葉「村長、合併するんですか。しなきゃいけないんですか。」「どうしてだ。」「いや、リベンジしたい。66番倉石、このゼッケンでリベンジしたい。」こう言いました。言いました。「じゃ君は、この駅伝に少しは反省をし、悔いが残った大会だったのか。」「そうです。だから来年、倉石のゼッケンでリベンジしたい。」こう言われました。そしたら又隣にいた中学生が「村長、私もだ。」と言われました。その言葉を聞いた時に、はあ、この子ども達は小さい村であるけれど、この66番倉石村のゼッケンに愛着と誇りをもって一生懸命走って、そして生きていてくれていたんだな、この事をずっしりときました。


 第1回会議次第
 第1回会議録
 第2回会議次第
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 第3回会議次第
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 第4回会議次第
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 第5回会議次第
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 第6回会議次第
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 第7回会議次第
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 第8回会議次第
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 第9回会議次第
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 第10回会議次第
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 第11回会議次第
 第11回会議録
 調印式