6-23
金澤委員  それからこれは突拍子もない話しですが、合併協議会でも色々話されましたが、例えば企業の誘致だとか、若い人達に魅力のある町づくりだとかいう議論が色々となされていますが、これをもう一つ逆に、老人といえば失礼なんで、シルバーグループを町に引っ張ってくるようなことも考えたらどうかと思います。例えば都市部には老人マンションというのがたくさんでています。そして結構高いお金を出して入っています。八戸あたりだと希望者が多くて、建てたとたんに満杯になるという話しです。それも私達からみると本当に便利なのかなと思うところもあります。建物も何階建てというふうにやっているわけです。
 
五戸町には土地があるわけですから、平屋といいますか、平面マンションをつくってすごく楽に暮らせるようにする。そして後ろには山があって、先ほど森林の話しが出ましたが、山の好きな人はそこの山に入ってきのこを植え付けてみたり、山菜を植えてみたりして自由にやらせる。そして前の方には田んぼがあって、田んぼをやりたい人はやれる、畑をやりたい人はやれる、花をつくりたい人はつくれる。そういった優雅な、好きなことのできるような町づくりをしていく。それを町がやればいいのか、第3セクターがやればいいのか、どこかの会社がやればいいのか、それは分かりませんが、そういうふうなことを考えてやっていくと、当面は人口が増えるのではないかという感じがします。
 
それと前に町長さんからも話しがあったようですが、介護関係の学校ができるということですので、それらと結びつけて考えていきますと、そういうことのほうが早くできることではないのかなと感じておりましたので、一言話してみました。以上です。
細川副会長  皆さんから意見を聞きたいと思います。
 
負担をする、高い税金を払う、そういう意志があるのかどうかということです。このままいきますと3町村は、国民健康保険制度も介護保険制度も成り立たない老人比率になってしまって。成り立たないといわざるをえないくらいの現象がおきてしまうのです。今の制度よりも高い税金を払ってでもそういうことをしましょうよ、という気持ちがあるのかどうか、そのへんについて教えてください。
金澤委員  自分達が負担をして、その結果がはっきりみえるようであれば負担をしてもいいと思います。例えば今みたいに、「そういう施設をやりましょう。それに対して住民の皆さんにもこれだけの負担をお願いしたい。」ということで、ものがはっきり見えるんであれば私はある程度、負担してもいいと思います。
細川副会長  目的税のようなものですね。
金澤委員  はい、そうです。
 
今、一般的に税金が高いという感じを持っているのは、何に使われているか分からないからだと思います。一般住民としてはそういう感覚が強いと思います。私個人としてはそういう考えです。