第3回 五戸町・倉石村合併協議会会議録


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議   長

 今の説明に対しまして、何か御質問ありませんでしょうか。名古屋さんもおみえになっておりますので、もし御質問があればお答えできるかと思いますが。


金 澤 委 員

 ある程度の規模にならないと自主独立というか、自主的な運営は認めませんよというだけの話でしょ。


末 永 委 員

 そうです。西尾私案以降のこれはね。


金 澤 委 員

 だから遮二無二、例えばここは具体的に1万人と書いてあるけれども、要するにそれ以上の地域にならないともうおまえたちはどうにもならんのだと。勝手に死んでいけというような感じですよね。


末 永 委 員

 そういうことです。今、櫻庭次長から、次長は県からこられていますが、もうちょっとこの後の地方制度審議会で、実は若干変わってきているんです、この西尾私案は。
 おそらく皆さん方も朝日新聞を御覧になったかと思いますが、西尾私案が出たときに一斉にたたかれて、さっきもいったけれども全国町村会でも緊急決議に3項目あげて、そういうことがあって、「私は何も1万人以下は切り捨てなんていっていない。」というようなことで、合併というものをどう考えるかという一つの材料を提供したんだということが、基本的には西尾さんのいい方だし、またそれで良かったと思います。
 それ以降、例えば変な話ですけれども、今度の土日に長野県の栄村で全国で27か28の町村が集まって、小さいけれども光る町づくりというシンポジウムを開催します。これはもう合併はやりませんよという、そういうものをやります。もちろん私はそのままその通りは賛成ではないけれども、基本的には私は合併というものは必要だと思っているけれども、なぜそういうふうに出てきたかということも踏まえながら、最近諸井さんの談話の中であったと思いますが、先ほどの中でもちょっと抜けているところなんですが、やはり13ページの(3)のところをもう少し補強したような形で、これは後で発言の機会がありましたら申させていただきますが、やはりそれぞれのところでの地域づくりというものをしっかりやらせるということ。そのことがまず大事なんだというふうな形で、ちょっとトーンが変わってきているのも事実です。
 ですから今までの西尾私案、あるいは地方制度審議会のほうは、どちらかというと簡単にいえば財政効率論からやってきた。しかし、それだけでは反発を招いて逆に合併が進まなくなってしまう。ならばやはりもともともっている経済性なり文化性なり、そういったものを重視しながら、むらづくり、まちづくりをやっていってくれ、その中で合併というものを充分考えていってくれと、そういうふうな方法に少し軌道修正されていますので、それ以後の情報というものもやはりある程度必要だろうと思いますので、最近のあり方について私はそのようにとらえています。


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