野焼きの禁止について
最近「近所でごみを燃やしていて、煙や臭いで困っています。」「洗濯ものに臭いがついて困っています。」などの住民苦情が多く寄せられています。
ごみを燃やすと煙や悪臭による住民トラブルや生活環境の悪化をまねくだけでなく、ダイオキシン類などの有害物質を発生させ、人の健康への影響が懸念されています。
家庭や事業所から発生したごみは野焼きせずに、家庭のごみは、ごみ収集日や直接十和田地域広域事務組合ごみ焼却施設に搬入し、事業所のごみなどは定められた処理方法で、適切に処理しましょう。
野焼きとは?
次のような焼却行為は、野焼きに該当しますのでやめましょう。
・ 家庭用小型焼却炉(基準に適合していないもの)
・ ドラム缶などを使用しての焼却
・ ブロックを積んでの焼却炉や地面に穴を掘っての焼却
絶対に燃やしてはいけないの?
基準に適合した焼却炉での野焼きの例外が認められています。
■ 基準に適合した焼却炉の構造基準および燃焼の方法
・ 空気取入口および煙突の先端以外に焼却設備内と外気とが接することがなく、燃焼ガスが摂氏800℃以上で焼却できること
・ 燃焼に必要な空気が入ること
・ 外気と遮断された状態で、定量ずつ廃棄物を投入できること
・ 燃焼ガスの温度測定装置があること
・ 燃焼ガスの温度を保つために必要な助燃装置が設けられていること
■ 野焼きの例外
・ 焚き火、その他日常生活を営む上で、通常行われる焼却であって軽微なもの
例:落ち葉炊き、焚き火、キャンプファイヤー
・ 農業、林業を営むためにやむを得ないものとして行われる焼却
例:麦わら、稲わら、雑草の焼却、伐採した木の枝の焼却など
・ 風俗習慣上、または宗教上の行事を行うために必要な焼却
例:どんと焼きなどの地域の行事における不用となった門松やしめ縄などの焼却
・ 国または地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な焼却
例:道路清掃、河川清掃で出た草木などの焼却
・ 震災、風水害、火災、凍霜害その他の災害の予防、応急対策または復旧のために必要な焼却
例:災害時における木屑などの焼却
■ 野焼きの例外であっても、次の点に注意してください。焼却の状況によっては、指導を行う場合があります。
・ プラスチックやビニールを混ぜて焼却しないこと
・ 一度にたくさんの焼却をしないこと
・ よく乾燥させること
・ 風向きを考えること
罰則はあるの?
野焼きを行った者は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科せられます。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)
健康増進課
環境衛生班:内線287
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