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令和7年 新年のあいさつ

令和7年町長あいさつ

令和7年 新年のあいさつ

 皆様、新年おめでとうございます。五戸町が大好きな若宮佳一です。58歳になりました。本年も町民皆様の声に耳を傾けながら、皆様の安心な暮らしと健康を守るために、誠心誠意努力してまいります。よろしくお願いいたします。
 さて、昨年を振り返ってみますと、1月1日に最大震度7を記録した能登半島地震では、甚大な被害が発生し、被災地となった能登半島は、その後9月の豪雨により二重の災害に見舞われました。東日本大震災を経験した私たちとしましても、被災された皆様の生活の再建と能登の復興を祈るばかりであります。
 また、夏に開催されたパリオリンピック・パラリンピックでは、連日熱い戦いが繰り広げられ、日本人選手の活躍は我々国民に大きな感動と勇気を与えました。
 当町において昨年は、平成の大合併による旧倉石村との合併20周年の節目の年に当たり、記念事業など滞りなく終えることができました。休止していた倉石温泉も再開できました。
 夏まつりや五戸まつりを始めとするイベントや行事について盛大に開催することができました。町民皆さんのにぎわいが地域活性化に与える影響が非常に大きいことを改めて感じた一年であり、皆様のご理解とご協力に改めて感謝の気持ちを表したいと思います。
 それでは、令和7年の念頭にあたり、五戸町の主な取組みの一端を申し上げます。
 まず、新たな時代を生きる子ども達や若者世代を育むとともに、町民の安心な暮らしと命・健康を守り、農業をはじめとする産業やまつり、文化・伝統、教育を次世代へ繋ぐための大切な一年にしたいと思います。
 令和7年は昭和30年、昭和の大合併から70年の節目の年となります。昭和30年7月1日、五戸町、川内村、浅田村の県会第1号をもって新五戸町が誕生し、その年の7月29日に野沢村、現在の新郷村の一部であった手倉橋地区を編入、10月19日に豊崎村、現在の八戸市の一部であった豊間内・上長下・下長下地区を編入し、新たな五戸町が誕生しています。
時代の流れとともに幾多の変遷を繰り返してまいりましたが、地域住民のご理解とご協力のもと今日の五戸町を築くことができましたことに、改めて御礼と感謝の気持ちを表したいと思います。
 その70年の節目の年の記念事業として、現在、神奈川県鎌倉市と防災協定を結ぶ準備を整えています。鎌倉時代の1247年、執権北条時頼と有力御家人、三浦泰村との宝治合戦により、三浦氏は七代泰村の時に滅亡したとされています。その宝治合戦のあと、のちに三浦の介を認められた平盛時が地頭代職として任命されていた、ここ陸奥国糖部五戸に三浦氏一族の一部の方々や上総の介一族の方々が災難を逃れ、移住されてきたというお話があります。
 そのようなご縁を鎌倉市長にお伝えをしたところ、お互いに災いが起きた時には助け合うという防災協定でも結びましょう、という提案をいただき、1月24日に鎌倉市において調印式を行います。
 様々なご縁をいただきながら、町民皆様の安心な暮らしを守っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 昨年、五戸まつり条例を制定しました。五戸まつりをはじめ伝統行事や地域イベントなど、安全に配慮した開催を積極的に支援し、まつり、文化、伝統を次世代へ継承することを目指します。
 農業分野では、今年度より収入保険の保険料掛け金の一部補助制度を設けました。自然災害や病気の時など収入が減った時に、減った収入を補ってくれる保険制度ですので、農家の皆様方には安心して取り組んでもらいたいと思います。
 昨年10月より青森県と連携し、学校給食費の無償化を行っています。今年も出産・子育て応援事業、新生児祝い金、若者世帯家賃補助事業、保育料・副食費の無償化、高校生までのインフルエンザ予防接種と医療費無償化など、子育て支援は引き続き継続します。
 五戸総合病院は五戸地方の地域医療の拠点です。安定的な経営を目指すとともに、町民皆様の健康を守り、健康診断受診率向上を目指します。町民皆様の健康こそが地域の活力であり、にぎわいの創出につながります。ご自身の健康を意識され、毎日を大切に過ごしていただきたいと切に願うものです。
 国が進めるデジタル化について、現在、書かない窓口やキャッシュレス決済など実施していますが、本年4月から行政手続きの一部がワンストップで行える総合窓口を開設し、行政サービスの向上に努めます。
 「教育のまち五戸」の象徴となる統合五戸中学校ですが、令和7年度は校舎改築のための実施設計に入ります。
 歴史みらいパーク図書館の木村秀政ホールですが、子ども連れで楽しめる空間へと現在改修工事を行っています。7年度の早期の再開を目指しています。
 上市川地区に建設する農産物直売施設は、名称を「バ・オール」に決定し、令和8年度早期のオープンを目指し、建設工事に着手します。
 青森県から無償譲渡を受けた旧県立五戸高校跡地へ誘致する私立高校ですが、令和9年4月開校へ向け協議を進め、準備に取り掛かります。新たな青森県教育の発展のために全力を尽くします。
 ふるさと納税返礼品の充実を図るとともに、ふるさと納税の受け入れを強化します。次世代へ繋ぐ五戸町のために、ふるさと納税での五戸町へのさらなる応援について周知していただきますようよろしくお願いいたします。
 以上、令和7年の取組みの一端についてお示ししましたが、町内各地区のバランスのとれた発展のため誠心誠意努力していく所存です。皆様方のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
 先般、国の令和6年度補正予算が成立したわけですが、年末にかけて町民の皆様から食料品や灯油・ガソリン代が高くなってるなどの多くの声が寄せられましたので、低所得世帯支援枠の住民税非課税世帯3万円、子育て世帯については子ども一人当たり2万円加算する補正予算を12月27日付けで専決処分させていただきました。早々に作業に入り、対象となる皆様に対し、いち早くお届けしたいと思います。
 結びになりますが、今年一年が町民皆様をはじめ、五戸町に関わるすべての皆様にとりまして、平穏で健やかな実りの多い一年でありますことを、心からご祈念を申し上げご挨拶といたします。


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