風しん予防接種等費用の助成について
妊婦、特に妊娠初期(20週頃まで)の女性が風しんにかかると、赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気があるなど「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。このため、五戸町では妊婦出産環境の向上を図ることを目的とし、風しんの免疫が不十分であると診断された方を対象に、次のとおり助成制度を実施します。
助成内容
①風しん抗体検査の検査費用を助成(助成は1回のみ)
②風しんの予防接種費用を助成(助成は1回のみ)
助成対象者
風しん抗体検査受検日又は予防接種の接種日それぞれにおいて、五戸町に住所を有し、次のいずれかに該当する方
① 妊娠を予定する者
※妊娠中あるいは妊娠している可能性がある場合、予防接種は受けられません。また、この予防接種後2ヶ月間は避妊が必要です。
② 妊娠を予定する者の同居家族
③ 風しん抗体価が低い妊婦の同居家族
以下の方は助成対象になりません。
ア 過去に風しんに罹患した方
イ 過去に風しん予防接種(麻しん風しん混合ワクチン含む)を2回接種した方
ウ 風しんの免疫が十分にある方
実施期間
令和3年4月1日~令和4年3月31日
申請から接種までの流れ
① 令和4年2月28日(月)までに五戸町役場健康増進課へ申請し、予診票の交付を受ける。
※風しんの免疫が不十分であることを証明できるものをお持ちの方は提示してください。
② 指定医療機関において、風しん抗体検査を受検してください。
③ 検査の結果、風しんの免疫が不十分であると診断されれば、予防接種を受けてください。
※免疫が十分であると診断された方は、予防接種費用は助成対象外です。
※抗体検査及び予防接種は、令和4年3月31日までに受けてください。
申請に必要なもの
①印鑑
②母子健康手帳(風しん抗体価が低い妊婦の同居家族が申請する場合)
③風しんの免疫が不十分であると証明できるもの(※お持ちの方のみ)
指定医療機関(予約が必要です!)
五戸総合病院 電話:0178-61-1200
田中医院 電話:0178-61-1155
山崎内科医院 電話:0178-62-5828
※指定医療機関以外で予防接種等を受ける場合については、町が定める金額の範囲内で償還払いをします。
風しん予防接種等費用の償還払いについて
風しん予防接種等費用の助成対象となる方で、令和3年4月1日以降に既に米納接種等を受けた方又は指定医療機関以外で予防接種等を受ける場合については、町が定める金額の範囲内で助成(後日振り込み)をします。対象となる方は、下記のとおり申請してください。
申請に必要なもの
① 風しん抗体検査の結果がわかるもの(抗体検査を受けた方)
② 予防接種済証明書(予防接種を受けた方)
③ 領収書
④ 印鑑
⑤ 本人名義の通帳の写し(表紙及び預金種別・支店名等欄)
申請場所
五戸町役場 健康増進課
申請期限
令和4年3月31日(木)
助成上限額
12,804円
※風しん抗体検査と予防接種の費用を合計した金額と比較し、いずれか低い方を助成します。
Q&A
Q1.風しんの免疫が不十分である人とは、どのような人を指すのですか?
A.風しん抗体検査の結果で、HI法(HI抗体価)では16倍以下、又はEIA法(EIA抗体価)では8.0未満の数値が検出された方を指します。
Q2.風しん抗体検査を受検せず予防接種を受けた場合、接種費用は助成対象となりますか?
A.風しん免疫が不十分である人に対して予防接種費用の助成を行っていますので、風しん抗体検査を受検せず、予防接種を受けた方は助成の対象外となります。
Q3.既に風しん抗体検査を受検し、免疫が不十分であるとわかっている場合でも、予防接種費用の助成を受けるためには再度抗体検査を受検する必要がありますか?
A.免疫が不十分であることを証明できるものを所持している場合には、再度抗体検査を受検する必要はありません。役場健康増進課に申請する際には、そのことを証明できるものを提示してください。