公共浄化槽整備事業について
五戸町では、令和3年度から公共下水道及び農業集落排水施設整備区域以外の地域において、公共浄化槽整備事業（町設置型浄化槽）を開始します。
この事業は、し尿と一緒に風呂、洗面所及び台所等の生活排水を処理する「合併浄化槽」を、町が各家庭の敷地内に設置し、設置後の維持管理を行う事業です。浄化槽までの流入及び浄化槽からの流出の排水設備は個人で整備することとなり、接続後は下水道等と同じく毎月使用料を納めていただきます。
公共浄化槽の設置を希望する方は、町へ申請していただくことになります。申請以降の手続きについては以下の「公共浄化槽申請手続きフロー」をご覧ください。
※「合併浄化槽」は、トイレのほか風呂や洗面所、台所等の生活排水を併せて浄化し、浸透桝で地下浸透するものです。単独浄化槽に比べ処理能力が高く、水質保全に優れています。皆様の地域の生活環境の向上を図るためにも、合併浄化槽の設置をお願いします。
公共浄化槽事業対象区域
公共浄化槽（町設置型浄化槽）の対象区域は、公共下水道及び農業集落排水施設整備区域以外の地域が対象となります。
浄化槽の人槽の算定（住宅の場合）
・延床面積が130㎡以下の場合→5人槽
・延床面積が130㎡を超える場合→7人槽
・台所が2ヶ所以上でかつ、浴室が2ヶ所以上の場合→10人槽
※人槽の算定は日本工業規格の屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準による。
※事業所等10人槽以上になる場合は別途協議。
公共浄化槽事業における負担区分
●町が負担するもの
1 浄化槽の設置工事：浄化槽及びブロワの設置、流入・流出管それぞれ1m程度の配管
2 浄化槽の維持管理費：保守点検（年4回）、清掃・汲取り（年1回）、法定検査（年1回、設置時1回）の各費用
3 ブロワ交換費用の2分の1
●個人が負担するもの
1 分担金
2 支障物の撤去、移転、復旧工事費（庭木、舗装部、汲取り便槽等）
3 トイレ水洗化工事、排水設備工事費（屋内・屋外）
4 ブロワ用屋外コンセント設置工事（近くに屋外コンセントがない場合）
5 浄化槽を駐車スペースとして利用する場合の補強工事等
6 使用料、ブロワ等電気料、浸透桝清掃・汲取り等
7 使用者の都合による浄化槽の移転、撤去費用及び使用者の原因等による修繕費等
8 ブロワ交換費用の2分の1（使用者原因の場合、全額個人負担）
●公共浄化槽分担金
| 人槽区分 | 住宅等 | 事業所等 |
| 5人槽 | 90,000円 | 360,000円 |
| 7人槽 | 110,000円 | 440,000円 |
| 10人槽 | 150,000円 | 600,000円 |
| 11～15人槽 | 220,000円 | 880,000円 |
| 16～20人槽 | 300,000円 | 1,200,000円 |
| 21～25人槽 | 350,000円 | 1,400,000円 |
| 26～30人槽 | 430,000円 | 1,720,000円 |
| 31～40人槽 | 480,000円 | 1,920,000円 |
| 41～50人槽 | 600,000円 | 2,400,000円 |
※51人槽以上についてはその都度協議のうえ定める
●公共浄化槽使用料
| 人槽区分 | 月額使用料(税込) |
| 5人槽 | 4,510円 |
| 7人槽 | 5,280円 |
| 10人槽 | 6,820円 |
※11人槽以上についてはその都度協議のうえ定める
浄化槽への接続工事
浄化槽への接続工事（排水設備、浸透桝等）は下水道と同じく排水設備指定工事店へ依頼してください。
助成制度
●水洗便所改造等資金融資あっせん制度
今まで使用していた汲取り便所を水洗トイレに改造したり、単独浄化槽を廃止して排水設備を設置、改造する工事に無利子の融資をあっせんします。利息は町が負担します。
融資限度額
・汲取り便所を水洗トイレに改造する工事（排水設備工事を含む）場合：1汲取り口につき 70万円
・単独浄化槽を取壊す工事及び排水設備を設置、改造する工事の場合：1汲取り口につき 30万円
※新築の場合や法人は対象となりません。
●公共浄化槽普及促進補助金
公共浄化槽普及促進と環境衛生の向上を図るため、排水設備の新設等に要する経費を対象に補助金を交付します。
・補助限度額：浄化槽1基につき 10万円
※新築の場合や法人は対象となりません。
お問い合わせ先
五戸町役場 都市計画課
TEL:0178-62-7962(直通)
FAX:0178-62-2215
E-mail:jogesuido@town.gonohe.aomori.jp
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