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令和2年度に向けて

 時代は平成から令和へ。自然災害の多い時代から日々予測できない災害への備えが要求される時代となりました。現在、地球上の人類をおびやかしている新型のコロナウイルス。ウイルスという生命体と人類の先のみえない戦いの始まりで幕を開けた令和2年です。そしてこの危機を乗り越えるのも令和2年であってほしいと心から願っています。日本の教育力が世界をリードする時代だと思いますし、もちろん五戸町の教育力も試されるのだと思います。皆さんの知恵と経験で、私達の郷土の明るい未来の灯を消すことのないように共に踏ん張ってまいりましょう。

 さて、令和2年度にあたり年度当初の基本的な考え方、人口減少社会において町が持続可能に発展し続けるための考え方を紹介させていただきます。

 

 1つ目は、あいさつ日本一のまちづくりをはじめとする未来へつなぐ教育のまちの振興です。受検のまち、医師をつくるまちという事で、健診受診率の向上を目指し、健康ポイント制度や医学生、薬学生への奨学金制度を設けてあります。どなたにも健康寿命を延ばしていただき、にぎわいの中に参加していただく、そしてまちづくりの中に参加していただきたいと思います。そのような施策を展開すると同時に、子どもを産み育てやすい子育て環境を整えることにより、少しでも人口減少に歯止めがかかれば良いと考えます。

 2つ目は、地消地産の推進です。地元の産品を消費することにより、地元の商工農産業が潤う、という考え方があります。藻谷浩介先生や藤山浩先生らがとなえている「里山資本主義」「田園回帰1%戦略」などの著書で紹介されております。以前からも議論されてきましたが、人の往来や、物流の往来に制限がかかるかもしれない今日の現状があります。このような危機的状況の時こそ改めて見つめなおす機会をいただいたと思います。皆様も真剣に考えてみてください。

 

 3つ目は、ふるさと納税の周知、宣伝です。全国的にまだまだ認知度が低く、利用納税者は納税義務者の10%であるという数字を出している先生がおります。この税制は納税者も返礼品がもらえます。返礼品の地元出品者も潤います。そして納税された自治体は、お金の使い方も比較的自由度が高く、三者にとりましてメリットがある税制です。返礼品の出品者も工夫しながら頑張っていますし、首都圏及び町外の皆様方へふるさと納税制度の積極的な紹介をお願いします。

 

 4つ目は、青森県の地域医療構想の中での五戸総合病院の立ち位置を確立させるための大事な1年となります。昨年9月に厚生労働省は国の一律の基準で試算し、新たな地域医療構想を構築する中で、今後再編や統合が必要な病院という事で、青森県の10病院を公表いたしました。五戸総合病院は「教育のまち五戸」の最高学府の教育機関という位置づけと地域住民の命を守る大切な医療産業でありますので、今後も引き続き効率のよい運営をめざして努力してまいります。

 

 5つ目は、地域住民の皆様方には何かお悩みの事がありましたら、深刻な事態におちいる前に、役場へお越しになり職員に相談をしてください。五戸町職員一丸となって皆様方に寄り添いながら一歩一歩困難を乗り越える努力をしてまいります。

 結びになりますが、現在の状況が一日でも早く終息し、世界中の皆様と五戸町すべての皆様が安心して平和に暮らせる状況に戻ることをお祈り申し上げます。

 

 

 五戸町長 若宮 佳一


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