若宮町長就任のあいさつ
五戸町の皆様、令和元年6月27日に五戸町長に就任いたしました五戸町が大好きな若宮佳一です。激動の江戸幕末から、明治、大正、昭和、平成の時代と150年の月日が流れ、そして令和の時代に突入しました。新しい時代の幕開けと同時に新たな時代の五戸町のかじ取り役を拝命いたしました
すこし平成の時代を振り返りますと、平成7年阪神淡路大震災、平成23年の未曾有の東日本大震災、平成28年の熊本地震、つい昨年の平成30年は、西日本豪雨、大阪北部地震、北海道胆振東部地震など全国各地で大規模な災害が発生した時代だと思います。様々な災害に対し、つねに全力で復興させないとならないという私たち大人の本気度が試された時代であり、また、当たり前のことが当たり前にできるという普通の概念がいかに尊いか思い知らされた時代だったと思います。
そのようなつらい時代の中においても、子ども達の笑顔や成長、そして、スポーツ選手の活躍などは本当に社会を明るく元気にしてくれました。昨年の平成30年だけを振りかってみますが、春にはお隣の岩手県出身の大谷翔平選手が二刀流でメジャーデビューを果たし、アメリカンリーグの新人王を獲得するなど、その活躍は皆さんご存知のとおりです。夏にはこれまた隣の秋田県の金足農業高校の子ども達が第100回記念の夏の甲子園大会において、有名私立高校の子ども達と正正堂々の戦いを魅せてくれました。そして、五戸町にかかわる話題では、8月、インドネシアのジャカルタでおこなわれましたアジア大会において、レスリング日本代表の太田忍選手が、レスリング競技唯一の金メダルを獲得してくれました。本当にうれしい限りです。
若者の力はどこまでどのように伸びていくのか計り知れないという事実を証明してくれた一年だったと思います。子ども達の成長や若者達の活躍がまさに、この国を動かす原動力で有り、エネルギーだと改めて感じます。
私は新たな時代の五戸町に必要な施策として ①未来へつなぐ教育のまち「五戸」 ②安心で仲良く平和に暮らせるまち ③にぎわいのあるまち ④農業のまち ⑤圏域市町村のつながり強化 以上の五つのまちづくり計画を柱に掲げております。次の時代の五戸町をになう子ども達の成長のために、また、お年寄りや女性が健康で生き生きと安心して仲良く暮らせるまちづくりを目指して、町民皆様の声に耳を傾け、まごころと思いやりで町民皆様に寄り添いながら、新たな時代の五戸町のために誠心誠意努力する事をお約束いたします。
結びに、新しい令和の時代が五戸町すべての皆様にとりまして素晴らしい時代になることをお祈り申し上げ就任のご挨拶といたします。
五戸町長 若宮 佳一