若宮町長就任のあいさつ(2期目)
※令和5年6月5日、当選証書授与式での若宮町長。右側は齋藤選挙管理委員会委員長
この度の町長選挙において再選しました、五戸町が大好きな若宮佳一です。56歳5か月になりました。
2期目を迎えるに当たり、改めて責任の重さをかみしめるとともに、身の引き締まる思いであり、引き続き町民皆様の安心な暮らしと命、健康を守りながら、さらには地域の産業や経済活動を確実に次世代へとつないでいく事に、誠心誠意力を尽くしてまいりますので、町民の皆様には御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、今年度は、年頭から事ある毎に健康診断受診率向上のための「受検のまちプロジェクト」について、新たな健康ポイント制度への移行を含め、お話をさせていただいております。安心な暮らし、地域のにぎわいや活性化の源は、皆様の健康そのものであることから、健診受診率の向上に資するスポーツ振興なども絡めた健康ポイント制度をスタートさせ、皆様が健康でいきいきとした生活を送られるようにしたいと思います。
また、私は2期目就任に際し、政策目標として「未来への投資、5つの挑戦!!」を掲げました。
1つ目は「子育て支援の拡大」であります。赤ちゃんが生まれてから大学を卒業するまでの子育てにかかる経費の一部について、これまで以上に積極的に支援するもので、国や県の動向も見極めつつ実行できるものから順次進めてまいります。
2つ目は「教育のまち五戸の再編成」であります。統合五戸中学校の令和10年4月開校へ向けた準備を進め、同時に川内地区の小学校統合問題に係る課題についても取り組むほか、通信制高等学校の誘致活動を本格化させるなど「教育のまち五戸」の発展に努めてまいります。
3つ目は「地域医療の安定」であります。圏域市町村の公立病院などと連携を密にし、医師確保対策に取り組む一方、医師や薬剤師確保のための医学生、薬学生への返納免除型奨学金は引き続き継続し、看護師についても制度化に向け取り組んでまいります。
4つ目は「農業のまちの振興」であります。様々な要因が重なり、現在の日本における食料事情は不安定な状況にあり、農家の方々は収入も安定せず、大変ご苦労をされていることから、町独自の農家所得補償制度の創設および収入保険への加入促進とその保険料の一部を補助する制度の創設に向け取り組んでまいります。
最後5つ目は「美しくにぎわうまち」であります。堅調な伸びが見られるふるさと納税を活用したホームカミングデイ事業の創設、廃業を余儀なくされる事業者に代わり事業を承継等する場合に、新しい事業者に対し交付する補助金の創設、国の支援事業を活用した不良住宅の除却や空き家の解体を進め、地域の産業を守りながらにぎわいの創出に繋がる仕組みづくりに努めてまいります。
少子高齢化と人口減少が進む日本において地方自治体は引き続き厳しい運営を迫られますが、地域が抱える課題に真正面から向き合い、課題解決に向け誠心誠意取り組んでまいる所存でありますので、どうか御指導と御鞭撻の程よろしくお願いいたします。
以上申し上げまして2期目就任に当たっての私のあいさつとさせて頂きます。
【2期目の任期】令和5年6月27日~令和9年6月26日