人・農地プランについて
実質化された人・農地プランの公表について(令和6年3月公表)
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域における農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表されるものです。国は以下の(1)から(3)までが行われている人・農地プランを「実質化された人・農地プラン」としています。
(1)アンケートの実施
(2)現況把握
(3)中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成
五戸町では、(1)から(3)まで行われている「実質化された人・農地プラン」を作成したことから、次のとおり公表します。
人・農地プランの実質化に向けた工程表の公表について(令和元年9月公表)
「人・農地プランの具体的な進め方について(令和元年6月26日付け元経営第494号)」に基づき、五戸町の実質化に向けた工程表を公表します。
みなさんの地域の「人と農地の問題」について考えてみましょう
高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など「人と農地の問題」によって、5年後、10年後の展望が描けない地域が増えています。地域での話し合いをもとに「人・農地プラン」を作り、実行していくことによって「人と農地の問題」を解決していきましょう。
人・農地プラン = 未来の設計図
「人・農地プラン」は、人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」です。集落・地域において次のような内容を話し合い、地域の農業のあり方について将来のプランを定めるものです。
- 「人」について
・今後の中心となる経営体(個人、法人、集落営農)はどこか
・地域の担い手は十分確保されているか
- 「農地」について
・将来の農地利用のあり方
・農地中間管理機構の活用方針
・近い将来の農地の出し手の状況(いつ頃、どのくらい出す意向か)
- 今後の地域のあり方について
・中心となる経営体とそれ以外の農業者(兼業農家、自給的農家)の役割分担を踏まえた地域農業のあり方(生産品目、経営の複合化、6次産業化)
「人・農地プラン」にはさまざまなメリットがあります
「人・農地プラン」に今後の中心となる経営体として位置づけられることにより、次のような支援を受けることができます。中心となる経営体としてのプランへの位置づけを希望する方は、農林課農林畜産班へご相談ください。
原則45歳未満の認定新規就農者で独立・自営就農する方
- スーパーL資金の当初5年間無利子化
認定農業者
- 経営体育成支援事業
適切な「人・農地プラン」作成地域で経営改善を目指す中心経営体等の方
五戸町のプラン策定状況
五戸町では、町内全域を次の5地区に分けた「人・農地プラン」を平成25年3月に策定しました。
地区名 | 集落・地域名 |
五戸地区 | 上大町・下大町・新町・川原町・博労町・荒町・下新井田・蛯川・八区・根前 |
川内地区 |
大森・大久木・佐野・切谷内南・切谷内北・粒ケ谷地・菖蒲川・上区・中区・下区・ 北市川・池ノ堂・共和・水分・石呑・四五市・中筒・北田ノ沢 |
豊間内地区 | 志戸岸・豊間内・岩ノ脇 |
浅田地区 | 野沢・扇田・浅水下・浅水上・北向・関口・下豊川・上豊川・手倉橋・荷軽井 |
倉石地区 |
鳥沼新田・槍沢・石沢・一ノ坪・風原平・清駒・中市・浦田・小渡・向松・大久保・ 横倉・太田・山田・谷地中・北向・沼沢・鎗水・舘町・宮台・森冬・古川代・平成 |
プランは定期的に更新します
プランを定めたあとも定期的に見直しを行い、年1回程度プランを更新していくことになっています。
更新は、(1)農業者の営農意向等の把握、(2)集落等における合意形成(地域座談会)、(3)関係機関、農業者代表等による検討会―を経て行います。
※農家又は農地を所有する方で、プランの閲覧を希望する方は、農林課窓口までお越しください。
農林課
内線262・263・264・265
電話:0178-62-7960(直通)
メールアドレス:norin_atmark_town.gonohe.aomori.jp
※迷惑メール防止のため「@」を「_atmark_」と表示しております。メールをお送りになる際には、「_atmark_」を「@」(半角)に直してください。