報告事項については２ページを御覧下さい。
　１．加美町の概要についてですが、人口平成15年４月現在で、２万8,289人、世帯数7,783世帯、65歳以上人口比率27％でございます。面積についてですが、総面積460.82k�u、面積の内訳については御覧のとおりとなっております。面積の約65％が田畑、山林、原野となっている地域でございます。平成14年度の予算規模で148億2,700万円、平成15年度の予算規模で181億5,500万円となっております。
　２．合併の経緯ですが、平成10年５月29日、加美郡４町の町長、議長が中心となる加美郡町村合併研究会を設立しております。平成13年４月、任意協議会である加美郡４町合併推進協議会を設立しております。平成14年２月、法定の加美郡４町合併協議会を設立し、新市建設計画と合併協定項目47項目について協議し、新市の名称を加美市と決定しましたが、色麻町の合併期日延期要望、提案否決により協議会を休止。11月８日に現在合併している３町で新たに法定協議会を設立しております。平成15年１月に３町の合併協定調印式を開催後、今年４月に合併しております。
　３．説明及び質疑応答の概要についてですが、主な項目について報告させていただきます。まず、財政の見通しについてですが、10年後20年後までの財政計画を作成しており、借金は増えるが合併特例債により、実質的な負担は右肩下がりである。また、合併したことによりこれまで過疎地域ではなかった中新田町の地域も過疎地域となったため、過疎債を使えるようになったそうでございます。
　また、隣接の古川市からの合併協議の申し入れがなかったかという質問については、県の示す枠組みより早くに４町の研究会が発足したため、古川市からの合併協議の申し入れはなく、県の示す枠組みについても４町であったそうでございます。　合併特例債の主な事業については、公共施設間を光ファイバーで結ぶ地域イントラネット事業に７億円、小野田町文化会館の建設に26億円、各町で計画し財政難で先送りしている事業及び新町の庁舎建設についても予定しているそうであります。
　合併の効果、課題については合併したばかりなのででておらず、今後でてくるものと町長及び担当者から説明、回答がございました。以上で、報告第19号、委員先進地視察研修報告についての報告を終わります。

　ただ今、報告第19号、委員先進地視察研修について事務局から報告がありました。何か御質問等ございましたら発言お願いいたします。何かございませんでしょうか。

　「な　し」の声

　御質問もないようでございますので、御了承いただけたものとして、報告済みとさせていただきます。