もともと町の資金繰りのためにできている制度がこの報奨金ですので、できるだけ早目に納税していただければ資金繰りが良くなるということで、こういう報奨金制度というものを設けた経緯がございますが、やはり早く納入いただくことで資金繰りはいいのですが、トータル的な歳入の額は変わりませんので、トータルの額が変わらないのに歳出が増えていくという部分で、資金繰りとの問題でよしはあるのですけれども、その分負担増になっているという現実があるということは一つあります。
それから、説明のほうにありましたように、やはり周りの町村でも報奨金という制度を廃止する方向にあるというようなことなどを勘案した場合に、今すぐ五戸町であれば0.7から0ということはないにしても、倉石村が0.2でありますから、とりあえず一旦低いほうに合わせていただいて、3年以内に周りの町村との均衡なども考えながら節減をしていくべきではないかというような行政側の考え方なのですが、それが逆に住民にとっては不利益なのだということであれば、これはもう一度検討することが必要になるかということもありえます。
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