87ページの生涯学習及び社会教育関係事業でございまして、初めに社会教育でございますが、五戸町、倉石村それぞれこのような社会教育を実施しておられます。それから生涯学習推進事業として町民大学を五戸町で実施しております。これらにつきましては当面現行どおりとしておりますけれども、同様の事業につきましては、合併後統合した形で実施してまいるという考え方でございます。
次の芸術・文化でございます。五戸町では文化講演会、芸能音楽祭、公民館まつりですか、町民いこいの日というふうなことで、色々趣向を変えて実施されております。倉石村でも文化まつり、あるいは夢の森芸術祭というような形で実施されております。これらは当面現行どおり続けますけれども、同じような事業については合併後統一してまいるということでございます。なお、既に町村間の交流があり、中央公民館活動を中核としつつ、当面現行どおり実施してまいりたいという考え方でございます。
次の文化財保護事業でございます。それぞれ五戸町、倉石村とも指定文化財等があるわけですので、これは新町に現行どおり引継ぎます。そしてさらには由緒ある文化財については、積極的に保存・活用を図るということで、このことにつきましてもプロジェクトチームを立ち上げてございます。併せて芸術・文化部門についてもプロジェクトチームを立ち上げてございます。
最後のページになりますけれども88ページです。社会教育の中の文化施設の概要ということで、公民館、図書館それぞれ五戸町、倉石村にあります。これは現行どおり新町に引継ぎます。五戸町中央公民館・図書館を拠点としてネットワーク化を図ってまいりたいという考え方でございます。次の公民館でございますが、開館時間に若干五戸、倉石の違いがございます。それから休館日についても、倉石のほうは特にないというふうなことになってございますので、これまでの利用形態をすぐさま合併したからといってなおすというようなことも何だろうからといことで、現行どおり新町に引継ぎます。けれども中央公民館制をとった場合、やはりそこが中核となりますので、そこに合わせた形の公民館の運営の仕方があろうかというような議論にはなってございます。
次に指定文化財ですが、国指定、県指定、町指定文化財とそれぞれございます。現行のまま新町に引継ぎたいということでございます。なお、括弧書きで保存整備を進めるということにしてございますけれども、特にそのまま放置することによって、傷んで文化財的価値が薄れてくるというようなことがございますので、できますれば良好な状態で保てるような施設なり、あるいは手当なり、そういう方策が必要であろうということで、括弧書きで書かせていただいております。理由説明等の欄を読んでみますと、文化財指定についての取り組み方に若干の違いがあるものの、既に指定済みのものについては新町に引継ぐものとする。展示施設の整備については新町において検討するということでございまして、ニュアンスとして保存施設、あるいは展示施設の整備についてうたわせていただきました。
最後の(11)社会体育でございますけれども、学校施設の開放と同じく屋内運動場の開放ということで、それぞれ学校施設の開放でございますが、五戸町と倉石村では開放時間、開放日等について違いがあるわけですけれども、先ほどの公民館の例と同じで当面現行どおり引継ぐのですけれども、合併後開放日、あるいは開放時間を調整する必要があるということで書かさせていただきました。以上でございます。
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