第8回 五戸町・倉石村合併協議会会議録


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末 永 委 員

 今日、4項目が決まりまして、この間新聞でいわゆる編入合併という事に関しまして、新聞報道で知っておりました。私は、結果的に非常によかったのではと思います。先程金澤委員がいわゆる今までは新設合併、対等合併という事になるのかも知れませんが、何が対等かというのも色々議論があると思いますが、いずれにしろ新設合併という事を念頭において、議論してきて編入になったのはどうしてか。と言われましたけど、おそらく私は最終的には、編入の方が合理的であるという事だろうと思います。それは町の名前をどうするかというのにも現れていると思いますが、五戸町と倉石村というものを色んな意味で比べてみれば、客観的に五戸の方が遥かに人口が多い2万何人と3千人弱と。あるいは都市の形成という事に関しましても五戸町の方が遥かにしっかりしている。さらには、五戸町、町の名前を決める場合ですが、歴史的にみれば、倉石というのも中々捨てがたいのもありますが、いわゆる戸という鎌倉時代に形成されたそうですが、そういう五戸という歴史的なあるいは、伝統的な名前があるという事ですね。やはりそれは、町の名前は色々あると思いますが、編入合併というのが様々な意味で合理的なのかなという風にも思っておりました。その結果、皆さん方異論なく賛成されたと思います。
 先程三浦会長がおっしゃられました様に、精神的な部分としては、今までの議論を踏まえて対等にやるんだと、強い者が弱い者を今の社会が正にそうですが弱肉強食ではないんだとそういう精神は一切ない。これからもこれまで議論されてきた事が、様々な形において、すなわち、これまで議論されてきた事が、新設合併という前提に立ちまして、少しでもかつては3カ町村、現在は2カ町村でありますが、それぞれの良い所を少しでも組み入れて行こうと色々議論してきたと思いますので、いくらいわゆる吸収合併という事になりましても、これまでの精神と言いますか、そういったものは、十分活かされて行くんだろうなという風な形でお聞きしておりました。
 大変私は、ある意味で合理的であるし、それからさらにその中において、精神的な部分というのを活かしていく事によって、すばらしい町ができるのではないかという事でよかったなと思っております。
 それから、もう一つ新町の建設計画というのに入っていくんだろうと思います。これまた会長が申されておりましたが、長い間合併に関しましては、実際に合併するかどうかという事は別問題として、いわゆる有機的な結びつきを含みまして、様々な形で3カ町村あるいは2カ町村がやって来られましたので、これまでの色んな議論を積み重ねていけば、新町の建設計画もそれ程むずかいしい事はないのではないかという事を思っております。また、これまでの議論からしてもそうだろうなと確信しております。いずれにしても、半年ぶりに出させて頂きましたが、本当に良い方向で合併というものが、かつ、来年の7月1日という事で手帳を見ましたら、来年の7月1日は木曜日でございます。その日に合併という事で新しい町が出来る。何としてもその中で新町建設計画を立派にする事によってよくメリット、デメリットでやられますが、デメリットを極力無くして、メリットをさらに活かして行くというような事で新しい町が創られたらいいなという気がしております。
 もちろんその中には、合併特例債の問題がありますので、合併特例債をどの様に使っていくかこれからたぶん大きな問題になるのかと聞いておりました。本当に半年ぶりに出させて頂きまして合併が見えたという事で私もうれしいなという気がして聞いておりました。以上です。


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