それからもう一つ出産祝金についてでございます。出産祝金は、五戸町に制度はなくて、倉石村に第3子から20万、第4子以降30万という事で出産祝金を支給するというふうになってございます。倉石村の14年度の実績では、お一人の方が第3子という事で実績があるという事でございます。
これも原案は廃止という事でございましたが、端的に言いますと今回も引続き廃止という事でご了承頂きたいというふうな事でございます。廃止するよりは、継続するという事の方が、制度的には、調整としては楽といいますか、その方がよろしいというのは、わかってはおりますが、やはり制度そのものが、子どもを育てる環境を幾らかでも改善するという事で設けた訳ですが、実態として、お金を貰えるから子どもを産むという姿にはなっていないと思うし、結果として頂けるという形のものに現実にはなっていると思います。意味合いとすれば、行政の政策上何とか子どもを増やしていただきたいという意味合いで作った制度でありますが、結果としてはそういうふうには現実にはならないだろうという事が一つあります。
もう一つは、確かに少子化という大きな問題が年々深刻になっている中で、建設計画の中にもありましたが、少子化という問題を解決するには、出産の祝金という事ではなくて、そもそも子育てをする環境を更に一歩改善する事によって、共働きの世帯が増えている事もあって、そういう状況にあるという事から、建設計画では、保育料を半減しようという事で子育ての環境を別な視点から計画をしているところであります。
従いまして、今回は新町の少子化対策は保育料の半減という事、あるいはその他様々な施策を展開して、それを進めていくという事であって、出産祝金という政策につきましては、今回は廃止をしましょうと、お一人の実績という事もありますし、これを五戸町に広めますと、かなりの負担も出てきますので、そういう事を踏まえますと、広く遍く政策を展開すると、住民からは保育料の半減の方が効果が大きいだろうという事で、あえて廃止という事で提案させていただきました。
それからもう一つですが、公共入浴施設の利用につきまして、一旦は協議会で決定していただいた所ですが、その後の状況変化がありましたので、変更させていただくという事で、提案を申し上げたいと思いますが、助役の方からご説明を頂いてもよろしいでしょうか。
|